「テポドン2号」の報道に危機感を持った

政府、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射を確認
「ミサイル、ミサイル」とニュースで連呼されてますけど、ちょっと冷静になるべきかなと思います。
自衛の為の迎撃については、最悪必要となる可能性もあったわけですが、現時点では、「ミサイルかもしれない飛翔体」(表向きには衛星ロケット)というだけです。
「ミサイル発射」や「着弾せず」などと、完全にミサイルと決め付けた報道は、分かりやすさという面以上に、好戦的なムードを増長するだけではないでしょうか?
北朝鮮みたいな国のやることはロクでもないことに決まってる!」という、敵意剥き出しの報道、世論に危機感を感じます。。。
北朝鮮や中国に対しては反日姿勢を批判するくせに、日本自身の排他的な思想は不思議でなりませんよ・・・。


また今回の件は政府や自衛隊の中に、チャンスと捉える空気もあるようです。
そうした組織の一部には、やはり北朝鮮のことを良く思っていない人々がいて、これを「良い口実」に使えるとする思惑もあるのかもしれませんね。
我々は1度冷静になって考える必要があるのではないでしょうか。