政権交代は実現するか?

今朝、民主党・鳩山新代表がテレビ(サンデープロジェクト)で構想を話してましたね。
その中で鳩山さんがメッセージとして出した、「愛情(自助の精神)によって自由と平等のバランスを取る社会を目指す」という部分は興味深かったです。私もいま1番必要なのはそれだと思っているので。具体的にどうするのかという論点や根拠が出てくるのはこれからですが、明確なビジョンを示すことができれば総選挙が面白くなりそうです。

私は、改革路線から逸脱した今の自民党に期待を持てないが、民主党にも大きな期待感を抱けないというスタンス。番組中でも「国民の91%が政治に不信感がある」と報じているように、多くの人は同じような思いでいるのでしょう。とはいえ、政権交代は1度起こるべき時期が来ていると感じるのも事実であって、そういう点で民主党の方針は注目ですね。

とにかく今、政治への不満のひとつは「国民不在の感」なんですよね。政府の補正予算等で「国民は評価していない、いらないと言っている」と批判が出ても、「これでいいんです、理解してください」という説明に終始している。そういう印象を払拭する行動を起こさなければ、選挙の時だけ「国民の皆さん、お願いします!」とこちらを向いているように思われても仕方ないでしょう。マスメディアの煽りによって自民党の政策全てに批判的になっている面は確かにあるものの、その辺の自覚が全然ないように思えるのは悲しいですね。。

しかし毎度、亀井静香さんの自由な感じは面白いなぁ(皮肉的な意味で)